セッション

セッション機能(「ファイル」メニュー>「セッション」)はすべてのブラウザウインドウのすべてのタブを記録し、後で復元することのできる機能です。セッション機能は多くのユーザにとっては、それほど重要なものではないので、デフォルトでは無効になっていて「ファイル」メニューにも表示されませんが、「iCab」メニュー>「環境設定」の「一般」>「特殊な機能」タブで有効にできます。

「セッションを別名で保存」と選択すると、すべてのウインドウのサイズと位置、そしてすべてのタブの URL をファイルに保存します。そのセッションファイルをダブルクリックするなどして開くと、保存された情報、つまり、すべてのウインドウとタブが保存時と同じ状態で復元されます。

「セッションを自動保存」と選択すると、iCab はアプリケーションの終了時に開いているすべてのウインドウとタブの情報を保存するので、次に iCab を起動するときに自動的に終了時の状態が復元されます。

「セッションを記録」と選択すると、記録を終了するまで、特定のウインドウの特定のタブで開くすべてのウェブページをひとつのファイル(Web アーカイブ)に保存します。後でこのファイルを開くと、閲覧した一連のウェブページを、インターネットに接続せずに再閲覧できます。従って、このファイルをセッションアーカイブといいます。セッションを記録している間は、対象のウインドウやタブには色がつきます。複数のウインドウやタブで同時にセッションを記録することも可能です。